昨年はコロナ禍で観光控えが続き、紅葉を鑑賞する事ができなかった方が多いのではないでしょうか?
今年は感染状況も落ち着いてきて紅葉鑑賞を検討されてる方に、今年の徳明園の紅葉情報をお知らせします。
実際に足を運んだのでレポート写真もモリモリでお届け致します。
徳明園の紅葉2021年
高崎市の観光スポットとして有名な、洞窟観音のお隣にある、徳明園は紅葉スポットとして大変人気な場所となっています。
私は別件で群馬へ用事があり、その際に群馬出身の方のお勧めで、新幹線の時間までの間に足を運びました。
徳明園とは
北関東屈指の日本庭園として知られ、洞窟観音に隣接しています。
四季折々の風景が楽しめ幅広い年齢層に人気のスポットです。
作庭は『山田徳蔵』と日本建築の大家『金子清吉』、造園は明治神宮庭園にも関わった『2代目後藤石水』によるものとされています。
『浦島の池』を中心とした池泉回遊に加えて、枯山水、石庭、苔庭の4つのエリアからできておひ、冬の厳かな石庭、初春の山桜や新緑と水芭蕉、初夏には紫陽花と青紅葉、秋には紅葉など四季折々の楽しみ方ができるのです。
特に秋の紅葉の頃には期間限定で、ライトアップをしており、来場者がとても多いそうです。
また、山徳記念館縁側では期間限定で抹茶席が出店されています。
紅葉ライトアップ2021年開催
開催日について
11月13.14.20.21.23.27.28日が開催日となっておひます。
ライトアップ時間帯
16時頃から点灯
最終入園は19時で、19時半消灯です。
徳明園の利用案内
営業期間
夏季営業日:4月1日〜12月15日
冬季営業日:12月16日〜3月31日
開園時間
※コロナ感染状況により変動がありますのでご注意ください。
平日、土日祝日:午前10時〜午後3時閉園(午後2時半最終入園)
休園日
雪や大雨などにより臨時休園する事があります。その他設備保全等による臨時休園をすることがあります。
コロナ禍の状況で臨時休園もありますので、必ずホームページのお知らせをご確認ください。降雪の凍結時も休園になる場合があります。
入場料
夏季:大人800円/小人400円
冬季:大人600円/小人350円
団体:大人500円/小人300円(夏季・冬季共通)
未就学児は無料です。
小人は小中学生が対象
団体料金は20名以上からです。
障碍者手帳割引あり。窓口にてお問い合わせ。
イベント期間中、特別料金がある場合がございます。
駐車場について
専用駐車場(乗用車60台・バス4~5台)があり、利用料金が無料となっています。
徳明園と洞窟観音で撮影した写真で園内のご紹介します
洞窟観音
駐車場の奥に、洞窟観音と徳明園の入口があり、受付窓口にてチケットを購入します。
購入しますと、洞窟観音の参拝を先に済ませるよう促されました。
入口にはお線香をあげる場所があり、こちらでお参りを済ませてから、洞窟の中へと進みます。
足元は一応整備はされていますが、でこぼことしている箇所も多いので、足元に不安のある方は十分お気をつけください。
歩きやすい靴で行かれる事をお勧めします。
また洞窟内は入口に置かれたお線香の香りがかなり強く、服やマスクに臭いが残る事もありそうでした。
それぞれ表情の違う観音様が沢山並んでいます。
400mの人口洞窟に39体の石彫観音像が並んでいるそうです。体感的には400m以上あるように感じました。
徳明園
11月13日に撮影した写真ですが、まだ葉が緑色の物もありましたので、11月末まで紅葉が楽しめるのでないかな?と思いました。
池の周りをぐるりと回れるのですが、岩場を歩くような箇所や、すれ違う歳に土の上に避けなればならない事もあったりするので、歩きやすく、汚れても良い運動靴で行くのがお勧めです。
池に映る紅葉がとても美しかったです。
閻魔様と鬼の像は、この両方のどこかをそれぞれ撫でる事でご利益があるとの事でした。鬼は簡単に手が届くのですが、閻魔様はなかなか苦戦しました。お子様や高齢の方は気をつけてください。
滝見観音
滝見観音を背に池を望む景色
この日は出会う事がありませんでしたが、徳明園には本物のフクロウが生息していふそうです。出会えたらいい事がありそうな予感ですね。
コロナ禍で長い自粛が続いておりましたので、自然と触れ合うことさえも、ほとんどなくなっていましたので、久しぶりに自然と触れ合うことができて癒されました。
洞窟観音から白衣大観音まで
洞窟観音の入口近くに大きな階段がそびえています。
駐車場の警備の方に、白衣大観音の場所を尋ねたところ、この階段をのぼればすぐだよ!と言われたので、じゃあせっかくだから!と友人と階段を登り始めたのですが、なんとこれが150段近くありました…。
更に1段の高さがとても高く、通常の階段を登るよりも、膝を高くあげないとならない感じで、「よいっしょっ!」と思わずかけ声をかけたくなる程に感じました。
何度も諦めそうになるほど、キツい階段をのぼりきり、振り向くともう階段の下がみえない程の高さまできていて、プチ登山でした。
さ~て大観音様はどちらかしら?とみまわすも、観音様の頭すらみえません。
これはどうしたことか?と思いながらも階段をのぼって、右へ!と聞いていたので、右へ進んだのですが、本当にこっちで会ってるの?と不安になるくらいに、やじるしも、看板も何もありませんでした。
友人は多分大丈夫だよと、不安を覚える私とは真逆にズンズン進んでいくと、途中登山ルックなご家族に遭遇し、訪ねると、この道であっていますよとのことで、一安心。しかし、「登ったらすぐ!」って言っていたのに、全然すぐじゃないし、熊とかでてきそうですけどと、不安を抱えたまま進むしかない私達・・・。
15分以上歩いたころにようやく、お店らしきものが見えてきました。かつては、お土産屋さんとして繁盛されていたであろう、閉店してしまっている建物が多いなか、現在も営業されているお店もきちんとありました。店内ではお土産を見ている方や、お食事をされている方もいらっしゃいました。
私達はホテルで食事をすませていたのでたちよらずに、その奥へすすむと、やっと大観音様が目に入ってきてほっとしたものです。当初はここへ来る予定はなく、新幹線の中から、あの大きなものはなんだろうね?と話していたのが、この観音様だったようで、まさか、ここに来るとは思わなかったね~といいながら、大観音様をお参りしました。
私達は交通手段が公共の交通機関のみでしたので、洞窟観音と徳明園まではバスを利用したのですが、このバスがなんと1時間に1本しかなく、お昼の12時は0本でした。
帰りのバスも同様でしたので、徳明園についた時には、ここのみ観光をして、高崎駅へまたバスで戻る予定でしたが、大観音様の近くにある駐車場からもバスに乗れると言われたので、駐車場はどこかな?と探したら、なんと、橋を越えてまたかなりの距離を歩くことが判明しました。
さっき来た道をひきかえし、途中に見えた吊り橋を渡り、なんとか駐車場まできたものの、バス停が見当たらないので、近くにあった施設のかたに、きくと、「この道いけばすぐだよ」とどこかで聞いたセリフに嫌な予感・・・。
ここまでくるほどでは、ありませんでしたが、またまた山道をぬけて、駐車場にある大きな階段の上ると、ようやく、バス乗り場。ここでも、バスは1時間に1本程度でしたので、30分近く座って話してバスを待ちました。
歩くのが苦ではない方や、足に自身があるかたは、このコースもプチ登山気分が楽しめると思いますが、体力に自信のない方は、車で訪れるのがお勧めです。
私たちがバスの乗り込んだ時は乗客がおらず、余裕で座ることができたのですが、途中、徳明園のバス停に立ち寄った時に1時間に1本のバスを待つ人の長い列ができていて、小ぶりなタウンバスにとても乗り切れないでしょうというくらいに人が待っていて、それでも、かなり定員オーバーなのでは?とおもうくらいむりやり詰めて乗り込んでこられたのですが、それでも乗り切れない方がいらっしゃいました。
次にバスがくるのは1時間後・・・。タクシーが走ってる気配もないような、山の上のほうですので、自家用車で行ける方は自家用車でいかれるほうが良いのかなと思います。
徳明園へのアクセス
洞窟観音 徳明園 山徳記念館
群馬県高崎市石原町2857
027-323-3766
電車でお越しの方
東京から約1時間
JR上野から新幹線約45分
JR高崎駅からタクシーで約10分
バスでお越しの方
JR高崎駅西口8番乗り場 片岡方面行き8番乗り場から13駅(17分)200円
洞窟観音入り口下車
お車でお越しの方
①関越道 前橋IC、高崎IC、玉村スマートIC、それぞれから約20分
②上信越道 藤岡IC、吉井ICそれぞれから約20分
一番便利は前橋ICです
※カーナビ検索は『山徳記念館(やまとくきねんかん)』でお越し頂けます
※洞窟観音徳明園 山徳記念館は同じ敷地内の施設です
※ご注意!! 「洞窟観音」で検索した場合にこちらとは違う「吉井町牛臥山の洞窟観音」を案内する場合があります
高崎市石原町の住所であることをご確認の上お越し下さいませ
③駐車場 乗用車60台/大型バス5台 無料
徳明園の紅葉2021年高崎市観光名所白衣大観音と洞窟観音へ行ってきました!まとめ
徳明園の紅葉は高崎市の観光スポットとして大変人気ですので、ぜひ秋の行楽をこれからお考えの方には、訪れてみていただきたいなと思います。
紅葉のライトアップも11月末の週末まで楽しめますし、紅葉シーズンが終わっても、自然散策にとても良いと思います。
先ほど紹介した高崎駅からのバスは、運転手さんによってはかなり運転が荒いので、車酔いされる方お気を付けください。
気分転換にお出かけをお考えの方はぜひ1度訪れてみてはいかがでしょうか?